2012年1月3日火曜日

「メールボックスの中から情報を取り、自動で家計簿を作る」slice

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■どういった問題を解決しようとしているのか

お金は、知らないうちになくなっていく。いつも月末に貯金を見て何に使ったんだろうと思うのは僕だけではないはず。貯金をするためには無駄な出費を省く事が必要だ。そのためには当然どんな無駄な出費があるのかを知らなければならない。そう、あなたも家計簿をつける日がついにきたのだ。

家計簿をつけたことがある人は、わかると思うがあれほど面倒くさいものはない。僕の場合は毎月月末にレシートをまとめてExcelにいれることをしていたのだが、まあ3ヶ月持たなかった。あの面倒臭さをなんとかしてほしい。何もしなくても勝手に支出の記録を一覧化できないだろうか?

■どのようなサービスなのか

sliceは、メールボックスの中から買い物に関するメールのみを収集し、過去の買い物記録を一覧化してくれるサービスである。

サインアップ後、自分のメールボックスをsliceに同期するよう求められる。使用できるメールはGmailかYahoo!メールで、登録と同時に同期が始まる。同期が完了すると、以下のようにメールボックスの中で何かを購入したメールのみを拾って画面に一覧化してくれる。

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なお、日本語のメールは対応していないのか、日本のAmazonで買ったメールは拾ってくれなかった。sliceのホームページによると対応しているサービスは1000を超え、今後も増加するとのこと。

このサービスを使えば、複数のサービス(楽天とAmazonとか)で買った場合でもこのsliceさえ見れば良いことになる。また、一度登録すれば自動的に同期してくれるため、面倒くさいことをいっさいせずに家計簿が付けれることになる(全てオンラインでものを購入すればだが)。

■会社/サービス情報

USA
創業 2010
従業員 ?
月間ユニークビジター数 20,749
月間ユニークビジター増加率(昨年比) -
投資状況 2011/05 : $9.4M(Series A)
投資総額
(* CrunchBaseより取得)

■市場について

sliceは、2011/5月に940万ドルの投資を受けている。収益については明らかにされていないが、サーバ上に蓄積されるユーザ情報であることは間違いない。クレジットカード大手のVISAもMASTERはクレジットカードの購買履歴をオンライン広告のターゲッティング情報に使用している。slice上に蓄積される顧客情報もこれと同様に価値のある情報として収益源となるはずだ。

このサービスの競合優位性を考えると、恐らく1000を超えるサービスへの対応という点だろう。技術自体は、GmailとYahoo!メールのAPI使ってメールボックス内のメールを漁るだけなのでそんなに難しいことではないはずだが、1000を超えるサービスに対応し、メールフォーマットが変わるごとにプログラムを改修しという作業をしてるとしたらメンテもそれなりに大変そうだな。

ユーザのメールボックスを漁って情報を整理するようなサービスは購買情報だけに限らず色々できそうな気がしておもしろそうだと思いました。

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